Day1
国の重要伝統的建造物群保存地区「倉吉白壁土蔵群」、日本神話にゆかりの深い「白兎神社」、広大な「鳥取砂丘」とその砂を素材とした砂像が芸術的な「砂の美術館」を巡るコースです。
倉吉白壁土蔵群→白兎神社→鳥取砂丘→砂の美術館→鳥取駅
鳥取駅出発(9:30頃)
移動:車60分
倉吉白壁土蔵群/散策・昼食(90分)
江戸、明治期に建てられた建物が多く残り、当時の雰囲気を感じることができます。白壁の土蔵や建物が物産館や喫茶店など様々なかたちで利用される情緒ある町並みでは、ゆったりと穏やかな時間が流れます。
移動:車40分
白兎神社(30分)
神話「因幡の白兎」の舞台となる神社。境内へ続く道沿いには、うさぎが傷口を洗い治療したといわれる池があり、季節を問わず水位が一定のため、不減不増の池といわれています。
移動:車20分
鳥取砂丘(60分)
高さ47メートルの壮大な砂の丘を登りきると、そこには日本海が広がり遠くの海岸線まで見渡すことができます。らくだ乗り体験や砂地を走るファットバイクなど、広大な砂丘を楽しめるアクティビティも充実しています。
移動:徒歩10分
砂の美術館(40分)
世界初の砂像を専門に展示する美術館。「砂で世界旅行」を基本コンセプトに、毎年テーマを替えて展示を行っています。幅20メートルを超える大規模な砂像もあり、圧巻の展示を楽しむことができます。
移動:徒歩20分
鳥取駅(17:00頃)
神話「因幡の白兎」

昔、出雲の国に心優しいだいこくさま(大国主大神)という神様がいました。兄弟の神様たちと一緒に因幡の国の美しい姫(八上比売)に会いに行く途中、皮を剥がれて泣いているうさぎに出会いました。
うさぎは隠岐の島から本土に渡るため、ワニを騙して背中を渡り歩きましたが、調子に乗って騙したことを明かしてしまい、怒ったワニに皮を剥がされてしまったのです。
先に通った兄弟の神様たちは意地悪をして、「海水に浸かって風に当たるとよい」と嘘を教えたため、うさぎの傷はさらにひどくなっていました。

だいこくさまはうさぎの話を聞くと、「真水で体を洗い、蒲の花の上で休みなさい」と正しい治療法を教えました。うさぎがその通りにすると、毛が生えてきて元の白うさぎに戻りました。
そのあと、だいこくさまはずいぶん遅れて国に着きましたが、八上比売が選んだのはだいこくさまでした。