香川の紅葉絶景スポット3選 ~中国四国地方で紅葉狩りをしよう~

中国四国地方の紅葉スポットをご紹介するシリーズ、

 第二弾は香川県!! 

香川県は瀬戸内海に面した温暖な気候と讃岐山脈の美しい自然に恵まれ、秋になると県内各地で美しい紅葉を楽しむことができます。うどん県として有名な香川ですが、実は紅葉の名所も数多く存在します。コンパクトな県土ながら、山間部から海岸線まで多彩な紅葉スポットが点在する香川で、特におすすめの3つの名所をご紹介します。

目次
1. 栗林公園(高松市)
2. 寒霞渓(小豆島町)
3. 金刀比羅宮(琴平町)
4. 紅葉狩りを楽しむためのコツ
5. まとめ

1. 栗林公園(高松市)

見頃:11月下旬~12月上旬

国の特別名勝に指定されている栗林公園は、約400年の歴史を持つ回遊式大名庭園です。紫雲山を借景とした美しい庭園では、カエデやハゼノキが色づき、池に映る紅葉が絶景を生み出します。

おすすめポイント
– 富士山に見立てたといわれる「飛来峰」からの庭園全景と紫雲山の紅葉パノラマ
– 掬月亭で抹茶を飲みながらの紅葉鑑賞
– 夜間ライトアップによる幻想的な景観
– 約30分間の和船遊覧に乗り、水上からの紅葉観賞
約75ヘクタールの広大な敷地内には、13の築山と6つの池が配置され、それぞれ異なる角度から紅葉を楽しめます。

Newbieのおすすめ!
早朝の開園直後がおすすめです!朝霧に包まれた庭園と紅葉のコラボレーションは息を呑む美しさです。和船に乗って水面から見上げる紅葉も格別です!紅葉のライトアップ時期中は、夜も和船が運航するので、こちらもおすすめ!

2. 寒霞渓(小豆島町)

見頃:11月中旬~下旬

瀬戸内海に浮かぶ小豆島の寒霞渓は、日本三大渓谷美の一つに数えられる絶景スポットです。約1300万年前の火山活動と長年の地殻変動や風化と浸食によって形成された多種多様な奇岩と、50種類以上の植物の紅葉が織りなす景観は圧巻です。

おすすめポイント
– ロープウェイから眺める360度の絶景 
– 瀬戸内海の島々を背景にした紅葉パノラマ
– ハイキングコース「表十二景遊歩道」と「裏八景遊歩道」での森林浴と紅葉散策
星ヶ城山頂からは、紅葉に彩られた渓谷と瀬戸内海の絶景を一望できます。特に夕日に照らされた紅葉は、まさに自然が作り出した芸術作品です。

Newbieのおすすめ!
ロープウェイは必須です!空中から見下ろす紅葉の絨毯は感動的で、瀬戸内海の多島美とのコントラストが最高です。山頂ではもみじ葉エキス100%のもみじサイダーを飲みながら紅葉鑑賞をしてみてください。

3. 金刀比羅宮(琴平町)

見頃:11月下旬~12月上旬

「こんぴらさん」の愛称で親しまれる金刀比羅宮は、1,368段の石段で有名な神社ですが、実は紅葉の名所としても知られています。参道から奥社まで続く石段沿いに植えられたカエデやイチョウが美しく色づき、参拝と紅葉狩りを同時に楽しめます。

おすすめポイント
– 石段を登りながら楽しむ紅葉のグラデーション
– 御本宮からの讃岐平野と紅葉の眺望
– 表書院の庭園での風情ある紅葉鑑賞
– 奥社への道中で出会う静寂な紅葉スポット
785段目の御本宮では、讃岐平野を一望しながら紅葉を楽しめ、さらに583段登った奥社では、より深い山の紅葉に出会えます。

Newbieのおすすめ!
石段登りは大変ですが、その分達成感と絶景が待っています!御本宮からの夕日と紅葉のコラボは格別です。体力に自信がない方は、表書院の庭園だけでも十分美しい紅葉を楽しめますよ!

4. 紅葉狩りを楽しむためのコツ 

香川ならではの楽しみ方

– 讃岐うどん巡りと紅葉狩りの組み合わせ
– 小豆島では島内観光と紅葉を一緒に楽しむ
– フェリーからの瀬戸内海の島々と紅葉の眺望

アクセスのポイント

小豆島へは高松港からフェリーでアクセス。紅葉シーズンは観光客が多いため、フェリーの予約や早めの到着をおすすめします。栗林公園は高松市内中心部にあり、JR高松駅から徒歩20分、バスでも簡単にアクセスできます。

服装や持ち物、最適な時間帯については、前回の広島編でご紹介していますので、そちらも合わせてご参考ください。宮島や帝釈峡など、香川とはまた違った魅力的な紅葉スポットもご紹介しています。
広島の紅葉絶景スポット5選 ~中国四国地方で紅葉狩りをしよう~

5. まとめ

香川の紅葉スポットは、瀬戸内海の美しい景色と組み合わせて楽しめるのが最大の魅力です。歴史ある庭園から島の渓谷、神聖な神社まで、コンパクトな県土に多様な紅葉スポットが凝縮されています。香川のグルメと合わせて、香川の秋を満喫してみてください。きっと心に残る素晴らしい体験になります。

*紅葉の見頃は気候により前後する場合があります。お出かけ前に最新の紅葉情報をご確認ください。