穏やかな瀬戸内の風土が育んだ、個性豊かな酒蔵が点在する「瀬戸内さざなみ線」。江戸時代から続く老舗から、伝統を守りながら挑戦を続ける蔵まで、それぞれに独自のストーリーがあります。地元の米や水、こだわりの酵母を生かした酒造りは、訪れるたびに新たな発見をもたらしてくれるはず。歴史を感じる蔵の佇まいとともに、ここでしか味わえない一杯を楽しんでみませんか？
✅藤井酒造
江戸時代末期に良質の仕込み水に恵まれた竹原の地を酒造りに適した土地と見極め、酒造業を興しました。150年以上、自然の恵みを生かした酒造りを続けている酒蔵です。
✅中尾醸造株式会社
創業1871年。米は契約栽培の備前雄町を使用し、ここにしかないリンゴ酵母は時代を席巻しました。こだわり抜いたお酒を全量無ろ過でお客様にお届けしています。
✅柄酒造
安芸津駅からすぐのところにある1848年創業の歴史ある酒蔵。映画『恋のしずく』のロケ地にもなった蔵で、全国のファンも多い酒蔵です。
✅今田酒造本店
1868年創業の酒蔵。現在も女性杜氏として世界から注目されている今田美穂さんが、絶滅した広島の酒米「八反草」を復活栽培させ、酒造りを続けています。
✅醉心山根本店
創業は1860年。明治の半ば、20種類に及ぶ銘柄を統一して「醉心」が誕生。横山大観終生愛飲の酒として知られる。軟水で仕込んだ「醉心米極」は味わい深い辛口が特徴です。
✅千福・三宅本店
1856年創業。母（フク）と妻（千登）の一文字ずつを用いて誕生した「千福」は海軍御用達のお酒として、あの戦艦大和にも納品されました。
✅榎酒造
瀬戸内の倉橋島で日本酒をほぼ全てを手造りしています。吟醸酒は全て熊本酵母を使用し瀬戸内の海の幸に合うお酒を造っています。
